困らないために!!葬儀は、宗派によって違う?

こんにちは。 閲覧頂きありがとうございます。

単身赴任で、毎日一人寂しく夕食を食べている

「でこやま」です。

 

皆さんは突然の出来事に対して準備出来ている

でしょうか?

 

今回は私が経験して学んだ「葬儀」について

まとめてみようと思います。

 

私自身も改めて書き出すことで、知識と理解を

深めるために書いています。

参考にして頂けるとありがたいです。

 

【背景】

 身近な親戚や友人、知人を亡くし悲しい経験

 をされた方は多くいると思います。

 

 私も会社で同僚が会社に来なくなり、当時の

 上司から今朝脳卒中で亡くなったと聞き頭が

 真っ白になった経験があります。

 

 こういう時、悲しみよりも先に焦りが出て

 くる感覚を覚えています。

 なぜなら、葬式について普段何も考えて

 いないため、今日明日でどう動けばよい

 のか分からなくなるからです。

 

 こういう時のために葬儀の知識を付けて

 おき故人様を偲ぶ事に集中できるように

 なりたいものです。

 

【葬儀とは何のためにするのか】

 では、葬儀は何のためにするのでしょうか?

 それは、2つ理由があります。

 ①「故人様が安らかに眠れるように願う」

 ②「ご遺族やご関係者様が気持ちを整理し

   故人様との別れを受け入れる」ため

 

 重要なのは、やり方ではなく

 「気持ちの」方なのです。

 

【葬儀の流れ】

 お通夜や葬儀、告別式の違いについて

 ご存知でしょうか?

 ここで簡単に説明しておきます。

 

 お通夜は、葬儀の前日に夜通し故人様を

 見守るためのもので、ご遺体の維持を

 行い、ご遺族の心の整理が目的になります。

 関係者へ簡単な食事が振る舞われる場合も

 あります。

 

 次に葬儀と告別式です。この2つを合わせて

 葬式とまとめることがありますが、

 本来は目的が違います。

 

 葬儀は故人様のためのもので、お経と共に

 故人様が仏になるため行います。

 そのため、ご親族など身内で行われます。

 

 告別式は参列者のために生前故人様との

 思い出を振り返っていただき、

 別れを受け入れていただくものです。

 

 この時に弔辞が読まれたりします。

 

【お寺の宗派】

 ここで多くの方が困るのが葬儀です。

 

 葬儀にはご香典やご焼香があり、

 宗派によって若干やり方が違うので、

 粗相があってはならないとプレッシャーに

 感じてしまうものです。

 ここでは宗派の種類について解説します。

 

 結論としては、日本の仏教は13宗派に

 分かれており、厳密にはご香典の

 書き方やご焼香のやり方が異なります。

 

 ただ心配はいりません。

 先に書いたようにお気持ちが大事ですので、

 少々間違えても大丈夫です。

 

 また、統一してこれだけやれば大丈夫という

 ポイントもあるので安心してください。

 

 ここで、日本で一番多い宗派は、浄土真宗

 で1500万人と言われています。

 

 この宗派はご香典、ご焼香が特徴的です。

 故人様はお亡くなり後にすぐに仏となるため、

 ご香典の表書きには薄墨で「ご仏前」

 又は「ご香典」と書いて、「ご霊前」は

 使わないようにしましょう。

 

 他の宗派では49日を過ぎると霊から仏に

 なるため、49日までは「ご霊前」、

 49日以降は「ご仏前」となります。

 ただし、宗派が分からない時には

 「ご香典」と記載すれば大丈夫です。

 

 浄土真宗のご焼香も、他の宗派とは違い

 手を額まで掲げない方法をとられている

 ので注意が必要です。

 

 更に複雑なのが曹洞宗で、

 ご焼香の1回目は額まで掲げ、

 2回目はそのままご焼香をします。

 ・・・勘弁してくれ!!

 

 宗派によって回数ややり方は違いますが、

 迷ったら1回のご焼香で大丈夫です。

 

 ご焼香は参列者とその場を清め故人様と

 対話するためのもので、回数に気を取られて

 本来の目的が疎かになってしまうのは

 残念と考えましょう。

 



【まとめ】

 今回は、日ごろ馴染みのない葬儀について

 説明しました。

 

 特に宗派によって違うご香典の書き方、

 ご焼香のやり方について不安になります。

 

 浄土真宗曹洞宗ではないかを気にする

 ポイントになりますが、そう簡単に宗派

 まで調べている時間はありません。

 

 そのため、

 ご香典は薄墨で「ご香典」と記載、

 ご焼香は「心を込めて1回」行う。

 と覚えておきましょう。

 

 そうすれば、いざという時に慌てることなく、

 故人様との別れや心の整理に徹することが

 できると思います。